どうも、零士です。
いろいろな意味で話題の尽きないNHKですが、先日NHKの受信料徴収問題について総務大臣の発言が議論を呼んでいます。
武田良太総務相は19日、テレビ西日本の報道番組に出演し、NHK受信料の徴収について「営業経費が膨らんでいる問題を解決する一つのアイデアとして、郵便局のネットワークノウハウを生かすことができないか」と述べ、受信料徴収業務に郵便局を活用することを検討していると明らかにした。武田氏は、既に実務担当者間で会議を開くなど検討を進めていると説明した。「結論を待って、次の進め方を考えていきたい」との姿勢を示した。
要するに今までNHK(地域開発スタッフ含む)が行っていた受信料の徴収業務を郵便局員に任せようという事ですね。
NHKは受信料の徴収業務に年間約780億円程のコストがかかっていることから、武田総務相は郵便局のネットワークを利用してコスト削減につなげたい考えを示した。
実はこの案は武田総務相が独断だというので驚きです。
「何も聞いてない。大臣が省内の判断を通さずに、自分で日本郵便とNHKに打診をしてしまうなんて前代未聞です」(総務省キャリア)
(文 週刊現代)
この発言に郵便局の現場はパニック状態だという事です。ただでさえ、郵便局員の方は忙しいのにそこに新たな業務を追加されれば悲鳴が上がるのも無理はありません。
受信料を喜んで支払う人などほとんど、皆無でしょう。NHKの受信料制度に納得していないけど、仕方なく払っているという人は多いです。そんな状況ですから受信料徴収でも、もめごとやトラブルは日常茶飯事です。理不尽に怒鳴られたり、喧嘩腰の対応をされたりといろいろとストレスがたまる事も多いでしょう。
そんな中でこの案については疑問も残ります。
今後どのような対応になっていくのかはまだ分かりませんが、NHKもいろいろと変革が求められているようです。
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