布団を天日干しだけではダニの駆除は難しい!おすすめは布団干し袋!

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どうも、零士です。

 

寝るのが大好きな管理人の零士です。寝るのに欠かせないアイテムと言えばお布団ですね。天気のいい日に天日干ししたお布団はふっかふかしてて、もう寝心地は最高ですよね。

お布団は寝ている間にかいた汗や湿気などを吸収しますので、定期的に干してお布団の中の湿気を天日干しによって乾かす事が大事です。それ以外にもダニ対策としてお布団を干している方も多いと思います。

 

しかし、今年の夏になんと我が家でダニが大量に発生してしまったようです。

 

起きた後に体の何か所が痒いのです。最初はそれこそ「寝ている間に蚊にでも刺されたかな?」と思いさほど気にしてなかったのですが、どうも何日も痒さが続き腫れ方がなんか違うなと思い調べてみることに。

 

すると腫れ方の症状から見て「ツメダニ」にかまれた可能性が濃厚でした。

「ええー!!定期的に布団干してたのになんでダニが・・・」 

最初はびっくりでした。かくいう私もダニ予防として定期的にお布団を干していれば大丈夫だと思っていましたので。

 

そこで今回は様々なダニの特徴とダニ退治にお勧めのアイテムを紹介したいと思います。

 

 

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そもそもダニはどんな生物なのか?

ダニは蜘蛛やサソリの仲間

ダニは、昆虫ではなく蜘蛛やサソリの仲間で、頭・胸・腹と別れておらずこれらが一体で胴体部となっています。胴体部の前方に口器である顎体部が付属しています。

体長はおよそ、0.2mmから0.7mm程度で、肉眼では見えない小さいダニがほとんどですがマダニのように目で見える種類のものもいます。

ダニの生息場所は実に様々で、地球上のどこにでもいるといっても過言ではないです。ダニの種類により好みの環境がありますので、ダニの特徴を知ることはダニ退治の第一歩ともいえるでしょう。

 

 

屋内ダニの種類と特徴

チリダニ(コナヒョウダニ、ヤケヒョウヒダニ)

 

 
コナヒョウヒダニ 引用:日革研究所           ヤケヒョウヒダニ 引用:日革研究所

 

チリダニの特徴として以下のようなものがあります。

・1年中家の中にいることが多い

・死骸や糞がアレルギーの原因となることがある

・人を刺さない

・ツメダニなどの餌となる

主に屋内で発生するダニの約8割は「チリダニ」と呼ばれるダニです。ほぼ1年中みられるダニです。他にも「イエササラダニ」や「コナダニ」、「ホコリダニ」などがいますがほとんどがチリダニだと思ってください。

「コナヒョウヒダニ」と「ヤケヒョウヒダニ」の2種類を総称して、チリダニと呼ぶこともあります。チリダニの死骸とフンは気管支喘息や鼻炎などのアレルギー疾患の原因(アレルゲン)にもなります。

体長は約0.2~0.4mmで、絨毯やソファー、寝具(布団やベッド、枕など)などに多くみられます。ほこりや、人のフケ、アカ、汗などを栄養分とし1gで約300匹のダニが生息できます。気温が20~30℃、湿度60~80%の環境を好むので、6月~8月頃の高温多湿の時に大量発生しやすいです。

チリダニは人を刺すことはないため、かゆみの直接の原因とはなりません。しかしチリダニが増えることにより、これらを餌とするツメダニも増え、刺される事が多くなります。

 

ツメダニ


ツメダニ 引用:日革研究所

 

ツメダニの特徴として以下のようなものがあります。

・稀に人を刺し、かゆみや発疹がおきる

・チリダニやチャタテムシなどを捕食する

・餌となるチリダニが増えるとツメダニも増える

人を刺咬してかゆみや発疹の原因となるダニです。吸血はしないので積極的に人を刺すことはありませんが、稀に人を刺します。刺されると赤い発疹とともに激しいかゆみがおきます。体長は約0.3~0.8mmほどでチリダニよりも大型で、チリダニ・コナダニ・チャタテムシなどを餌として捕食します。チリダニなどの餌の増殖とともに増える傾向があり、その分刺される確率が増加傾向になります。主にカーペットや畳などに生息します。

 

コナダニ


コナダニ 引用:日革研究所

コナダニの特徴として以下のようなものがあります。

・繁殖力が極めて高く、高温多湿を好む

・様々な食品などに繁殖し、小麦粉などを非常に好む

・ツメダニの餌となる

・人は刺さない

コナダニは乾物・みそ・粉ミルク・小麦粉類など実にさまざまな食品に発生します。体長は約0.3~0.5mmほどで、体は白く短い足があり、畳などに発生することもあります。特に粉物などに発生することが多くコナダニ自体も白いため見分けがつきづらい。粉物の中に大量に発生するとよくみるとうごめいているのが分かることもあります。条件が揃うと1~2日程で大量発生するも特徴です。

 

 

こうやってみるとダニってものすごく気持ち悪いですね・・・自分で記事を書いていて気持ち悪いです。(写真を見て気分が悪くなった方がいましたら、大変申し訳ございません)

 

はっきり言ってダニの根絶は非常に難しいと思います。ダニ被害に遭わないようにするのに大切な事は「ダニを大量発生させない」ことです。ダニが少なければアレルギー症状も出づらくなる事に繋がります。ですから予防が非常に重要となります。

 

ダニは布団に発生しやすい

なかでも寝具にはダニが発生しやすい環境が揃いやすいです。寝ている間に汗などをかき、布団が湿っぽくなったまま長期間経つと発生しやすくなります。布団だけではなく、さまざまな場所に発生しますが特に布団は発生しやすい場所の一つです。

 

汗などを吸って湿っぽくなった布団などは定期的に天日干しするのがお勧めです。天日干しをすることにより、布団の中に溜まった湿気を逃がすことができます。また多少ですがダニ退治の効果もあります。

 

あなたは天日干しをするだけでダニが死ぬと思っていませんか?

 

実はその考え、間違っているのです!

 

多くの方が「天日干しをすればダニは乾燥して死ぬ」と思っているかと思います。それは確かに間違ってはいません。しかし、天日干しをしただけではダニ退治としては効果が薄いのです。

 

ダニが死ぬ条件

ダニは温度60℃以上を20分以上継続できれば死滅できると言われています。しかし、夏の暑い時期に天日干しをしたとしても、布団の表面温度が60℃以上になることないのです。

 

またダニは本能的に、熱い表面付近から陽の光が届きにくい布団の裏側へと移動し熱から逃げます。ですので、陽が当たる表面付近はかなり高温になったとしてもダニは生き延びてしまうのです。

 

ダニがあまり死なないからといって布団を干す事に全く意味がないわけではありません。布団を干さなければダニも繁殖しやすくなりますし、布団が湿気で重くなり寝心地も悪くなります。やはり定期的に布団を干すのは大事なことです。

 

 

布団を干すならふとん干し袋がおすすめ

しかし、どうせ布団を干すなら少しでもダニ退治の効果を狙いたいところですね。そこでお勧めしたいのが「ふとん干し袋」です。

こちらの商品はAmazonで購入しました。

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こちらの商品は「不織布」でできているカバーです。不織布はよくみる一般的なマスクなどに使われている素材です。

 

こちらの商品は花粉やホコリを防ぐためのカバーとなっています。これを使えば花粉やホコリも防げるでしょう。しかし、この干し袋を使うことによる利点はそれだけではありません。

 

このふとん干し袋は黒の不織布でできていますが、これを使う事によりより布団内部の温度を高くすることができるのです。ただ布団を干すよりも黒の不織布で包むことにより光を集め内部の温度が高くなります。黒色の性質として光を吸収するというものがあります。(正確には光を吸収するものを黒色という言い回しになると思いますが)

この黒い不織布は光を吸収しますのでより内部は高温になります。ですのでよりダニ退治の効果が高まるのです。

 

こちらの商品を使えば使用しなかった時よりもダニをより多く退治できるでしょう。また3方向ファスナーとなっていますので非常に布団の出し入れもしやすい構造となっています。

 

 

こちらがシングルサイズの布団を入れた状態

シングルサイズどころかセミダブルサイズの布団をいれてもあまるくらいに幅に余裕があります。

 

しばらくこのふとん干し袋に入れて布団を干していたところ、ダニに刺されることも減ってきました。これ以外にもこまめに掃除機をかけたり、空気清浄機を使ったりとしていましたのでふとん干し袋だけの効果かは分かりません。しかし私は効果はあったと感じています。少なくともこのアイテムによりダニの数は間違いなく減ったと思います。

 

もし布団で寝ている時にダニにさされるという方は一度試してみてはいかがでしょうか。

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